2004年 06月 10日 ( 1 )

著作権保護期間が作者没後70年に?

松沢呉一さんは黒子の部屋729・著作権法改正の本質5で、「著作権の保護期間が作者の死後50年というのは過剰だと思う」と述べています。

'04年5月28の文部科学委員会では城内実委員(自由民主党)が「没後五十年、著作隣接権、作詞、作曲者あるいは歌手が、五十年といっても、これは本当にとんでもない長い期間だと思いますし、五十年たったら、そういう埋もれた名曲というのは本当になくなってしまうんじゃないかなと私は考えている次第であります」と発言しておられます。

が、JASRACは「国際的な均衡と国際間での著作物の円滑な流通を促進するため、著作権の保護期間を欧米諸国同様死後70年までに延長すべきである。その際には、日本と連合国との間の平和条約に基づいて定められた戦時加算についても検討すべき」という旨の意見書を知的財産戦略推進事務局に提出しているのですね、5月7日に。50年ではご不満のようです。
(戦時加算についてはferm@ta2000等の解説をご覧下さい)

意見書には、「日本が知財立国に向けて大きく動き出したことを評価する」旨の記述もあるそうですが、知財立国の目指すところがどうもわかりません。BENLIさんの「建築業界が文化庁にロビー活動を行うと」が、やがて笑い話では済まなくなりそうで怖い今日この頃です。
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by toshi-u | 2004-06-10 18:21 | 著作権問題